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某妖怪博物館について

  • 2014/02/07(金) 12:15:56

 こんにちは、お久しぶりです、こぐろうです。

 先日、お台場にあります「Y口B太郎氏の妖怪博物館(一部伏せ字)」なる展示に足を運ぶ機会がありました。そのあまりのアレっぷりに我慢ができなくなり、こうしてブログに記事を載せることにしました。
 あくまで個人的な感想ですので、ご了承ください。





 2014年2月1日の土曜日、お台場で行なわれたイベント「湯本豪一の夢の妖怪博物館構想」に参加し、その後友人数名と連れ立って、何かと噂になっている「Y口B太郎の妖怪博物館(https://www.odaiba-decks.com/?mode=shop&page=detail&code=278)」にも行ってきました。
 妖怪コレクターで元学芸員である湯本先生のお話を聴いた後でもあり、「日本唯一の妖怪博物館」を自称するその内容はどんなものかと思って行ってみたのですが…正直、とても残念な内容でした。
 以下にその概要を記していきます

外観
 ・規模はかなり小さめ。近隣の店舗と比べても小さいスペース。
 ・ラジカセからはどこかで聴いたことのあるオカルトっぽいBGMが流れてくる(こういう場所では、何か音楽使用の許可とか必要なのでは)。
 ・芸能人や有名人の誰それが来た、という写真やサイン色紙を見せつけるように張り出していた。テレビでよく取り上げられる食事処的な印象。
 ・入館料を支払ってから暖簾をくぐって入場するところなど、全体的に実に見世物小屋っぽい。

中の資料について
 ・「びろーん」や「金食い」などが描かれた掛軸。作品自体はそれなりにいいものだが、誰が描いたなどの解説は一切なし。少なくとも最近の作品であることは確か。
 ・たくさんの妖怪が関係している民芸品。中には貴重なものもあり、和風雑貨屋に普通に置いてあるものもありと様々だったが、ケースなどで保護もせず、布切れ一枚の上に大雑把に並べられていた。
 ・「水木しげるの漫画に登場した妖怪の元ネタ」として一部分けて展示してあった(呼子や折りたたみ入道など)が、この解説に水木の絵をそのまま転載するのは流石にまずいかと。
 ・妖怪やUMAの木乃伊・骨格、いわくつきの仮面やなどに混じって、Y口氏の仕事仲間が描かれたと思しき絵も展示されていたが、これらも解説がなく、誰が描いたのかなどがよくわからない。
 ・全体的に解説が少なく、あるものとないものがどういう基準で分けられているのか不明。あってもその資料がどういった地域のどんなものかというより、その資料のいわくや呪いについてしか書かれていないというものも少なからずあった。
 ・和書を乱雑に広げて重ねて展示する、分解した和書を額に入れて展示するなどもあった。
 ・Y口氏がテレビ出演した際に着用したTシャツなど、妖怪やオカルトにすら関係ない資料も展示されていた。

 以上、気になったところを挙げてみました。

 特筆したいのは、とにかく資料の扱いが酷いという点。温湿度管理やガラスケースもなく、民芸品をまるで大安売りかのごとく解説もなしに並べたり、和書を乱暴に広げたり重ねたりして飾る、大福帳的な資料を直接ピンで壁に留めたりする、床に布を敷きそこに直接資料(百鬼夜行絵巻のレプリカなど)を展示するなどもあり、見栄えを優先したかのような展示のしかたには呆れてしまいました。
 「触るのは厳禁!監視カメラ在り!」というような注意書きは幾つもありましたが、自分が見回した限りではカメラは確認できませんでした。子供も多くやってくるような展示内容なので、うっかり落としたり踏みつけたり壊したり、または故意に盗難があったりしても仕方ないような環境は、かなり問題があります。
 解説も、あるものないものとまちまちで、あっても呪いやら霊やらのあやしげな解説しかないなど、全体的に「これで博物館を名乗るのか…」と思わせる内容でした。
湯本先生が「妖怪資料を収集し、妖怪文化の過去、今、そして未来を考える、単なるハコモノでないきちんとした博物館」という、とてもしっかりとしたお考えを持っていらっしゃることを学べたイベントの直後ということもあり、今回のこの展示にはとてもがっかりしました。
 できることなら妖怪・民俗・博物館という看板をさっさと降ろしてもらい、「Y口B太郎とオカルトコレクション展示会」とでも改名してもらいたいものです。

 かなり語調が強くなってしまいましたが、これらはあくまでこぐろうの個人的な感想です。気になる方はお台場に足を運び、直接ご覧になってみてはどうでしょう。楽しめるかどうかは保障しかねますが。
 そして、妖怪好きな方は同じフロアにある「東京トリックアート迷宮館」というものもあります。輪入道やお岩提灯、ろくろ首や幽霊などと一緒に写真が撮れるお化けコーナーもある、錯視のアートで遊べる展示は、一見の価値在りです。

2014/02/09 追記
このブログ記事に関して、御本人からのご指摘がありました。

https://twitter.com/bintarou/status/432409725037076481

・「監視カメラはあります。」
 これは自分の確認不足です。ご本人の意見を尊重し、お詫びして訂正致します。
・「和本を分解した事実はありません。古書店がばらした状態で売ってました。」
・「疱瘡神の大福帳のピン留めの穴も最初から空いてました。」
 これに関しても、同じくお詫びして訂正致します。
 しかし、自分はちゃんと「妖怪博物館」に足を運び、この目で見た上での意見を記事にしました。いくつか間違いはありましたが全てが「事実無根」ではないこと、これらは個人的な感想であり、他人に意識を強要するものではないことを、重ねて申し上げておきます。

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  • 2014/02/09(日) 15:03:49
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  • 2014/02/10(月) 16:04:35
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