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青面金剛の起源

  • 2010/11/23(火) 00:21:06

少し前のツイートで、「青面金剛とシヴァ神の関係」に触れましたが、それについて少し。


事の始まりは大学の授業。インドの思想と宗教についての講義でしたが、そこでヒンドゥー教の破壊神・シヴァについて触れられたのです。
シヴァの姿を説明された時、その姿が庚申信仰の『青面金剛』にすごくよく似ていると思ったのです。
講義の後、先生に聞いてみたのですが、先生にもよくわからないとの事。
気になったので少し調べてみました。


青面金剛は庚申信仰の本尊として有名だが、元々は密教で疫病を流行させる鬼神として登場したのが初出である。
体の色は青、二本、四本または六本の腕を持ち、それぞれに弓矢宝剣を握る。髪の毛は逆立ち、体に蛇を纏い、足に鬼を踏みつけている。

シヴァ神はヒンドゥーにおける破壊の神。ヒンドゥー教の中でも最重要の神格の一つ。
体は本当は黒いのだが、その荒々しい神格を畏れるため、姿を表す時には青い体色にするという。複数の腕を持ち、槍や斧、弓や鉾を持つ。髪の毛は長く頭頂で巻かれている。首に蛇を巻き、腰巻は虎の皮で出来ている。また、白い雄牛に乗っているとされている。
仏教に帰依して『大自在天』となる。


以上が青面金剛とシヴァ神の姿の概要です。
ではヒンドゥーの神の姿がそのまま密教に伝わったのかというと、どうやらそうでもないようです。


ヒンドゥーを始め、インドの様々な土着の神を取り込んでいったことで有名な仏教でしが、絶大な信仰を誇る最強の神・シヴァを相手取るとき、それに対抗するべく作られたのが、マハーカーラでした。
『マハーカーラはシヴァの化身』とされる事が多いけれども、実はそれは誤解であり、シヴァの信仰を征服するべくその姿を模倣した、というのが真相だそうです。
その証拠とされるのが、マハーカーラの姿が描かれる時に、その手に吊り下げられている動物です。
中国の仏教用語には『山羊または羊』と紹介されているこの動物、実際はシヴァの象徴たる白い牛なのだそうです。
当時、シヴァと白牛の関係を知る中国人がいなかった事、中国には白牛がいなかった事などが災いし、その姿がシヴァと酷似していたことも相まって、シヴァを討伐しているはずのマハーカーラはその存在意義が失われ、皮肉にもインド密教においてシヴァ(=大自在天)の化身である大黒天になってしまったのです。


そしてマハーカーラの姿が、そういった経緯や背後の伝承無しに中国に伝わった結果(つまり密教や大黒天とは別ルートで)、その恐ろしい姿から災いをもたらす悪神とされ、ここに疫病の鬼神である青面金剛が誕生し、密教の伝来と共に日本に伝わり、庚申信仰の本尊となって今に至るのでした。


つまり、シヴァと青面金剛はマハーカーラを介して間接的に繋がっていた、というわけですね。
疑問が解決して、スッキリしました。
今回の調べ物は、下記のサイトを参照にさせていただきました。
http://shibuya.cool.ne.jp/hasim88/koz32/syoumenB.htm


とはいえ今回の記録は殆どこのサイトからの引用、自分でたどり着いた結論では無い訳で。
そこが少し恥ずかしいかな。
それでは。

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この記事に対するコメント

最強の人型決戦兵器『シヴァ』に対抗すべく作られた『マハーカーラ』
破壊神シヴァとそれを模倣した人造神マハーカーラの戦いが今始まる!

ですね分かりま(ry

  • 投稿者: せいばー
  • 2010/11/23(火) 23:21:07
  • [編集]

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