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『妖怪文化と日本人のこころ』そして…。

  • 2010/11/08(月) 00:50:49

一昨日に引き続き、昨日もありました、妖怪のイベント。
国際日本文化研究センターの小松和彦先生をお迎えして行われたシンポジウム『妖怪文化と日本人のこころ』。
民俗学者にして妖怪文化研究の最前線におられる小松先生。
先生の話を聞くのは、実はこれが初めてだったりします。

会場は高田馬場の日本児童教育専門学校。今回は迷わずに来られました。
すると、今度は隣に東雲絵師が!
しかも多田先生までいらっしゃるとは!
東雲さんとは少しだけお話することができました。うれしかった。

しかしこの時点で、この後の展開を誰が予想出来たでしょうか…?

京都学園大学の吉村亨先生の挨拶の後、まずは京都学園大学でズバリ『妖怪文化論』を担当している佐々木高弘先生、堀田穣先生の講義が始まりました。

佐々木先生の話は『心の中の景観と妖怪』と題したもので、視覚以外の感覚により心の中に作られる景観と、そこにある異界・妖怪についての話でした。
廃墟ブームや工場ブームが何故おきたのか、という話もあり、廃墟へのよくわからない憧れについて、少しわかったような気がしました。

堀田先生は『都市の妖怪と都市人の心性』という題名。
秋葉原無差別殺人事件を例に取り上げ、江戸時代の『通り悪魔』という怪異と、それに対する人々の考え方についての講義で、現代の犯罪の『動機』について考えさせられるないようでした。

次に、京都学園大学で心理学を教えている山 愛美先生が『ユング心理学から見た怪異・妖怪・異界』という講義をされました。
心理学から妖怪を考える、というのはありそうで余り聞いた事がなかったので、興味深く拝聴させていただきました。意識と無意識の関係が、日常と非日常(異界)の関係と対応している、という考え方はすごく納得できました。

その次に、いよいよ小松先生による講義『妖怪画の歴史と日本人のこころ』です!
なぜ妖怪について研究するのか?という前提を提示した後、妖怪画の変遷についての解説。
古代から中世にかけての妖怪画は、『妖怪』というよりも『鬼』と呼んだ方が正しいなど、妖怪画に関する様々な話で、とても面白く、もっと深く知りたいと思いました。

どの先生の話も大変興味深く、たった一時間やそこらでは物足りないほどでした。
最後に全体討論があり、今回はこれでお開き…。
の、はずでしたが。

実は、この後に食事を兼ねた懇親会が予定されていたのでした。
今日はこの後、本当は合唱の練習に出なくてはならなかったのですが。
「今日を逃せば、次があるかわからない…!」という訳で、参加しちゃいました。
本当は不安だったんです。参加者を見ると、どう見ても僕より年上ばかり。しかも自分未成年だし。
「まあ、少しだけいて早めに帰ればいいか…」と弱気になったりもしましたが…。

ところがどっこい、これが大外れ。いろんな人とたくさん話をすることができました。

多田先生や東雲さん、京都学園大学の学部生の皆さん、竹内さん、そして佐々木・堀田・山・小松各先生方。
皆さんとても気さくな方で、こんな僕の話もちゃんと聞いてくれました。
昔の妖怪に対する偏見意識や今後の妖怪文化論の展望、さらには妖怪によるビジネスについてやキリスト教の黒歴史や教育の暗黒面、コミケの大変さなど、様々な話を聞けて、本当に楽しかったです。ありがとうございました。

というか自分、よくもまああんなに堂々と出来たもんだ。帰りの電車に乗ってから足腰がガクガク震えたよ。
今も興奮して眠れない。明日は1限から授業なのに。
とにかく、今日は人生で良かった日のベストファイブくらいには入るかと思います。
この感動、うまく文章にできません。ごめんなさい。
シンポジウムの皆さん、今日は本当にお疲れ様で御座いました。
僕も明日(じゃなくて今日か)に備えてさっさと寝ます。眠れるかどうかはわからんが。
それでは。

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この記事に対するコメント

なかなか読みやすい文章で感激

  • 投稿者: haruo
  • 2010/11/08(月) 00:55:54
  • [編集]

素晴らしい!

とっても密度の濃い講義でしたね!

その後の懇親会も こんな豪華なメンバーと
直接お話がたくさんできるなんて(^^)v

こぐろうさんの知識もすごいものだと思うので
先生方との会話もはずんだのではないでしょうか。

寝不足で授業が大変だと思いますが
がんばってくださいね!

  • 投稿者: HIRO
  • 2010/11/08(月) 08:08:36
  • [編集]

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