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市川妖怪散策

  • 2011/03/27(日) 18:09:46

昨日、つまり3月26日に、mixiプチオフ会『百鬼昼行』に参加してまいりました。
今回で散策オフは二回目。前回は浅草周辺でしたが、今回は市川周辺。
総武線の本八幡駅に集合し、まず向かったのはこちら。

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かの有名な禁足地『八幡の藪知らず』です。
昔はもっと鬱蒼と茂った森だったそうですが、今では向こう側が透けて見えるほど小さくなってしまいました。

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鳥居には『不知森神社』と掲げられ、小さな祠もありました。今でもお供えは欠かされていない様子。

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この薮が禁足地になった由来は詳しくは分かっておらず、
・日本武尊の陣屋説
・平良将の墓所説
・平将門の墓所説
・平将門の家臣の墓所説
・その他、昔の豪族・貴人の墓所とする説
・葛飾八幡宮の跡地説
などの説があります。また、水戸黄門と呼ばれ親しまれる水戸光圀公がここに入り、神罰を受けたという話も伝わっています。
ちなみに、日本における古い迷路やお化け屋敷に『八幡の藪』といった題名が多く用いられているのも、この伝説から来ているのだとか。


次に向かったのは、すぐ近くの『葛飾八幡宮』。

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宇多天皇の勅願により創建されたこの八幡宮は、平将門・源頼朝・太田道灌のゆかりもある古い神社です。
こちらでの目的は『千本公孫樹』です。

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国の天然記念物にも指定されているこのいちょうは『落雷によって地上6mのところで折れた太い幹を囲んで、多数の枝が根元から合着して立ち上がっている(市川市公式サイトより)』そうで、その大きさは圧巻。

『江戸名所図会』には
「神前右の脇に銀杏の大樹あり神木とす」
とあり、さらには
「此樹のうつろの中に小蛇栖めり、毎年八月十五日祭礼の時、音楽を奏す。其時数万の小蛇枝上に現れ出づ。衆人みてこれを奇なりとす(この樹のうろに小さな蛇が棲みついている。毎年八月十五日の祭礼の時、ここで音楽を奏でるのだが、その時に数万の小蛇が枝の上に現れた。人々はこれを見て不思議なものだといった)」
とも記されています。

この他にも武内宿禰を描いた大絵馬や、力石などもありました。

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お次は『手児奈霊堂』です。

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その昔この地に『手児奈』という娘がおりましたが、その美しさは国じゅうに知れ渡り、求婚者が後をたちませんでした。
この状況を見た手児奈は、「自分の為に多くの人が争うのは良くない」と考え、海に身を投げその生命を絶ってしまいました。
人々は大いに悲しみ、手児奈を手厚く葬りました。
この『手児奈霊堂』はその手児奈を祀るお堂です。安産・子育てのご利益があるとか。

お堂の彫刻には龍や獅子の他に、獏のようなものもありました。

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そしてその近くの『真間の継橋』にも行きました。

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次は真間山弘法寺の『涙石』と『伏姫桜』。

どんなに天気が晴れで気温が高くても乾くことがないという涙石。
鈴木長治という侍がこの石段の上で切腹し、その涙で濡れて以来、この石段のこの部分だけ常に濡れているそうです。
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言われてみると確かに濡れているし、この石段の一部だけすり減ってるし、湿り気のせいか苔も生えています。
しかし、案内板も紹介もなくポツンとあるさまは、まさに妖怪的スポット。

この山の頂にあるのが弘法寺と『伏姫桜』。
樹齢四百年の枝垂れ桜ですが、生憎花は咲いていませんでした。

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名前の由来はやはり八犬伝でしょうかね?


続いては『里見軍将士亡霊の碑』と『夜泣き石』。
かつてこの地で北条氏と里見氏の戦があり、北条氏の夜襲により里見弘次の率いる軍は敗北。
その5000人の霊を鎮めるために建てられたのがこの碑。

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そして、里見弘次の末娘の姫がこの地を訪れ、戦の凄惨さに石にすがって泣き続け、息絶えたのがこの『夜泣き石』。

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夜ごとに泣き声が聞こえてくると恐れられたが、上記の碑を建てたところ静かになったとか。


そして最後に紹介するのが『国府台の辻切り』。
古くから一月十七日に行われている行事で、藁縄で作った大蛇を街の四方の木に巻き付け、蛇の睨みによって悪いモノを祓うというもの。
その蛇がこちら。

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上が一匹目。下は二匹目。

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二匹目は目玉が片方落ちちゃってますね。
本当は四匹全部見る予定でしたが、時間の都合でこれだけでした。


この後四谷に移動し、於岩稲荷を見た後に知る人ぞ知る『坊主バー』にて二次会。
独特な雰囲気のバーで働くのは現職の浄土真宗のお坊さん。
カクテルも『極楽浄土』や『無間地獄』、『愛欲地獄』など。
お経やお説法もしてもらい、とても楽しい飲み会になりました。



市川はよく知らない場所でしたが面白い場所がたくさんあり、充実した散策でした。
国府台の辻切りなどは、実際に生で見たいものです。
今回幹事をしてくださった方、参加した皆様、お疲れさまでした。

それではこれにて。

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